＜マルセリーノ　パンと葡萄酒＞ - Marcelino Pan y Vino -

＜23.思案にふけるマルセリーノ＞ MARCELINO PROFUNDIZA EN UNA IDEA

Marcelino Pan y Vino(3.09)

＊　マルセリーノが 　　　　　屋根裏部屋で 　　　　　　　男を見かけてから数日がたちぬ 　　　　　　　　Habían pasado 　　　　　　　　varios días 　　　　　　　　desde que encontrara 　　　　　　　　al hombre en la buhardilla. 168 　　＊ マルセリーノは 　　　　考え込みぬ 　　“　男は部屋から出ることがあるのかな〝　 　　　　　　　　　　　　Marcelino reflexiona . 　　　　　　 “¿El hombre saldrá 　　　　　　　　de la buhardilla?” 169 　　＊ “　男はいつも 　　　　　腕を広げて 　　　　　　壁に寄りかかりているのかな＂ 　　　　 　　“¿El hombre 　　　　　　　　siempre estará 　　　　　　　　con los brazos abiertos 　　　　　　　　y apoyado en la pared...” 170 　＊ ”病弱な修道士さまが 　　　　　いつも寝床に 　　　　　　　　横たわりているように＂ 　　　　　　　　　　　“...como el hermano 　　　　　　　　enfermo está 　　　　　　　　metido en la cama 　　　　　　　　con los brazos abiertos?” 171 　＊ マルセリーノ 思いぬ 　　　　＂壁に寄りかかりている男も 　　　　　　　　　　　　病気なのかも＂ 　　　　　　　　　　　　Marcelino piensa: 　　　　 　　　”El hombre 　　　　　　　　apoyado en la pared 　　　　　　　　estará enfermo tal vez?” 172 　＊ マルセリーノは 　　 　　部屋に独りで居る 　　　　　　　裸の男のことを考えたり 　　　　　　　　Marcelino 　　　　　　　　está solo 　　　　　　　　en la habitación 　　　　　　　　pensando 　　　　　　　　en el hombre desnudo. 173 　＊　マルセリーノは 　　　　恐怖を感じつつも 　　　　　　裸の男に憐みをおぼえぬ 　　　　　　　　Marcelino 　　　　　　　　aunque continuaba 　　　　　　　　con el miedo 　　　　　　　　sentía conmiseración 　　　　　　　　hacia el hombre desnudo. 174 　＊ マルセリーノは 　　　　もう一度 　　　　　　屋根裏部屋を見たいと思いぬ 　　　　　　　　Marcelino 　　　　　　　　pensó de nuevo 　　　　　　　　visitar la buhardilla. 175 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彷徨い人　中島孝夫