スペイン中世の伝説の英雄 エル・シッドを詠う | ||||||||||||||||||
CANTAR DE “EL CID” HEROE DE LA ESPAÑA MEDIEVAL | ||||||||||||||||||
【エル・シッド 第3部】 EL CID CANTAR III CANTAR DE LA AFRENTA DE CORPES |
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2017年8月22日更新![]() |
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<31.ライオン騒動の一件をあばくベルムーデス> PEDRO BERMUDEZ PONE EN CLARO EL CASO DEL LEON |
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*“さあ フェルナンド ベレンシアでのライオン騒動を 思い出され答えよ“
*“シッドが 午睡をしておられた時に ライオンが檻から抜け出した“
*“おぬしは 恐怖のあまりシッドの 腰掛台のうしろに隠れたな“
*“おぬしは そのことにより臆病者で あることを実証したのだ“
*“目を覚ました シッドはライオンに立ち向い ライオンを檻に戻した“
*“シッドが おぬしを呼んだが 影も形もそこにはなかったのだ“
*“おぬしは シッドの息女たちを置き去りにせし 汚れた行為も犯しぬ“
*わしは かくも卑劣な裏切り者の おぬしに決闘を申し込む“
*“決闘が 始まれば おぬしは裏切り者の 罪を認めることになる“
彷徨い人 中島孝夫 |